2016.11.11

ふれあいコンサート

 
今日は『ふれあいコンサート』の日です。
子ども達が、音楽に触れる機会をつくるために、
吉見光の子モンテッソーリ子どもの家で,毎年開催されています。
 
この日は、子ども達もきちんと制服を着て、演奏を聴きます。
 
♪リコーダー
最初の出演は、
ペンギンリコーダー部の皆さんです。
吉見光の子の、元ペンギン組と現役ペンギン組のお母さん達が集まって、
お母さん達が小学生の頃に習った、縦笛の演奏をメインに、
活動しているグループです。
今日は、日本の昔話、『ぶんぶくちゃがま』の紙芝居に、リコーダーの演奏を組み合わせたものを発表してくださいました。
ストーリーに合わせて、楽しい曲や悲しい曲など、色々な曲調の民謡を演奏し、
お話しのイメージを膨らませます。
ちゃがまの綱渡りのシーンでは、ペープサートの人形も登場し、
耳と目の両方で、小さな子ども達でも、
最後まで飽きずに楽しめるような、工夫がされていました。
まさに、愛情いっぱいな、お母さんの視点ですね。
 

♪ドラム隊&カップス隊
吉見光の子の先生方で、今日の日の為に結成されました。
ドラムとシンセサイザー、ピアノ。そしてなんとプラスチックのカップを使って
SEKAI NO OWARI というバンドの「R P G」という曲を演奏しました。
カップをテーブルに置いた時の音、カップ同士がぶつかり合う時の音。をうまくリズムにのせて、ドラムやエレクトーンに合わせて演奏します。
『RPG』はプレイフェスティバルの競技にもつかわれた曲で、子ども達も大好きです。
加えて演奏する先生達の楽しそうな様子が、会場中に伝染して
子ども達はたちまちノリノリになって、みんなで手拍子♪
ついには、踊り出す子ども達まで!(笑)
演奏が終わると、すぐに『アンコール! アンコール!』の大合唱でした。
 
♪声楽
声楽家の 中畑 有美子さん が 二曲歌ってくださいました。
ピアノの伴奏は、卒園生のお母様。東條さんが素晴らしい伴奏をしてくださいました。
 
・『聞かせてください』典礼聖歌
・『私のお父さん』プッチーニ 歌劇より
 
プロの声楽家の歌声を間近で聴くと、本当に迫力がありますね!
こんな機会は、なかなかないと思います。
子ども達も、驚いたのではないでしょうか?
普段子ども達が、聴き馴染んでいる歌とは、声質も発声も違います。
中畑さんの美しい歌声を、子ども達は一心に聞いていました。
『私も大人になったら、あんな声で歌いたい』と娘もうっとり。
特に女の子達にとって、中畑さんは、
ドレスを着て、きれいな声で歌う素敵なプリンセスのように見えるのでしょうね。
コンサート終わりに、中畑さんの元に駆け寄る女の子達の様子を見ていると、
もうすっかり憧れの人になっているようでした。
 
♪アコーディオン
西郷先生という、元小学校の校長先生だった方が、アコーディオンを演奏してくださいました。
始めにアコーディオンという楽器の説明を
子ども達にもとても解り易く説明してくださいました。
大きなジャバラや、たくさんのボタンがついた、不思議な楽器に
子ども達は興味深々です。
そのあと、 『七つの子』『夕焼け小焼け』の童謡2曲を
西郷先生のアコーディオンに合わせて、会場みんなで声を合わせて歌いました。
子ども達にも、お母さん達にも馴染みの深い曲で楽しいひと時でした。
 
ふれあいコンサートは、とても楽しくて、
あっという間に終了時間になってしまいました。
振り返ってみると、童謡、日本の民謡、ポップ、声楽 と短い時間の中で、
様々な音楽とふれることができました。
どの曲もそれぞれの良さがあって、とても良かったです。
 
そして園外から、子ども達の為に、準備、練習をしてご出演くださいました、皆様。子ども達に、様々な音楽と接する機会を与えてくれましたことを
心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

子ども達と共に、音楽に親しみ楽しいひと時を過ごすことができました。

   ぺんぎんリコーダーの皆様

      ドラム&カップス隊 
     始めは動物のお面で登場!
      誰先生だろう???

  リズムに乗って楽しむ子ども達
     中畑 有美子さん
     西郷先生
コンサートの後、中畑さんに駆け寄る女の子達