2014.12.13.sat

クリスマス発表会2014

―プログラム―
☆はじめのことば
☆年長児
・ハンドベル「ひいらぎかざろう」
☆0歳児
・「小さなトナカイとサンタからの贈り物」
☆1歳児
・「ちびっこサンタがやってきた」
☆2歳児
・オペレッタ「13人の天使たち」
 
~休憩~
 
☆ページェント(3~5歳児)
☆リコーダー演奏(保護者)
☆3歳児
・うたダンス「こもりうた」
☆4、5歳児
・合奏と歌「しずかなクリスマス」
     「ウィンターワンダーランド」
     「Happy Christmas」
☆おわりのことば
 
吉見光の子ではクリスマスに子どもたちによる素敵な素敵なクリスマス発表会が行われました。子どもたちはこの日の為に繰り返し、繰り返し練習をしてきました。特に年長さんは出番が多く、ハンドベルにページェント、合奏もあり、朝も普段より早く登園して練習をしてきました。子どもたちは本当に頑張っていました。そんなクリスマス発表会をご紹介します。
 
年長さんのハンドベルが始まると会場全体が清らかな優しい音色に包まれました。会場の空気が一瞬にしてクリスマスモードに変身です。1人が鳴らす音は1音でもみんなで奏でるとメロディーになるそんなハンドベルを年長さんたちは、自信を持って演奏してくれました。まわりの音を聞きながら、みんなが1つになって、素敵なオープニングを飾ってくれました。
 
次はかわいいかわいい0歳児トナカイさんたちの登場です。先生手作りのマラカスを持って、音楽に合わせて振っています。いるだけでステージが華やかになりますね。優しい先生が一緒にトナカイなってそばにいてくれるのでみんな笑顔でトナカイ役を演じていました。けんちゃん先生もサンタ姿がとても似合っていました。
 
お次は1歳児のちびっこサンタの出番です。こちらも先生手作りのマラカスを持って登場です。みんなで音楽に合わせて円を作りまわります。みんな上手に体を動かしていました。円からはみ出しそうになったりと自由に思いのままに楽しんでいました。そんな子どもの姿を見て、大人たちも笑顔になっていました。
 
続いて2歳児天使さんたちの登場です。クリスマスの夜に困っている人のところへ来てくれる天使さんたちです。泣いている赤ちゃんのところへ来てくれたり、クリスマスツリーの飾りがない木に飾りをつけてくれたり、忙しいサンタさんへ手紙を届けてくれたりなど、かわいい天使がいろいろと助けてくれます。2歳児になると、「セリフ」があるんです。マイクを向けられて緊張している子もいましたが、みんな堂々と自分のセリフを言っていました。元気な声の子や優しい声の子など、みんなそれぞれの天使を見せてくれました。最後に天使たちが全員集合して素敵な歌をプレゼントしてくれました。子どもの頑張っている姿やかわいい声は癒されますね。ほっこりする気分にさせてくれました。
 
さてさて休憩を挟んで「ページェント」の発表です。ページェントの内容はイエス・キリストが誕生する日のお話です。ヨセフさんにマリアさま、天使にお星さま、宿屋、羊飼い、博士が登場します。あとナレーションも子どもたちがやります。劇と歌でミュージカルテイストになっています。みんな衣装もばっちりと決まっていて素敵でした。年長さんたちが中心となって構成されています。配役も先生方から指名されるのではなく、子どもたち自らが立候補して決めています。毎年ページェントを行っているので、去年○○くん、○○ちゃんがやっていた役をやりたい!と思う子どもたちがたくさんいます。今年も年長さんたちが素敵な見本となってみんなの憧れになったと思います。
みんな堂々としたもので、立派に役をこなしていました。舞台度胸があるのかな。セリフもはっきりと会場に届く声だし、段取りも完璧でした。出演している子どものお父さん、お母さんの方が緊張していたかもしれませんね。
 
次は以前ふれあいコンサートの時にも演奏をしてくれた「ぺんぎんリコーダーアンサンブル」のお母さん方が今回も出演してくれました。クリスマスにちなんだ曲を2曲演奏してくださいました。リコーダーと聞くと小学生時代を思い出しますね。ソプラノ、アルト、テナー、バスの4種類のハーモニーはきれいでした。
 
ここでプログラムには乗っていなかったのですが、サプライズで先生2人による手品ショー(!?)がありました。トナカイとサンタに変装した先生たちは、客席のお父さんもまきこんで、いや協力してもらって、お笑い芸人さながらのステージを披露してくれました。会場も笑いに包まれました!先生ステキ!
 
空気が和んだところで、3歳児さんたちの発表です。こちらもお話の流れの中でうたとダンスを披露してくれました。三角帽子を被った子どもたちはまるで小人のようでした。うたもダンスも十人十色の個性豊かな小人たちでした。練習した通りに張り切って声を出す子や自分の中では精一杯踊っている子、みんな頑張っていました。ステージに上がるということだけでも子どもたちにとっては大仕事なのかもしれません。そんな子どもたちの終わったあとの顔はとても自信にあふれ満足している表情でした。
 
最後は4、5歳児さんたちの歌と合奏です。みんな堂々と入場してきました。それぞれ決まった位置について合奏のスタートです。たどたどしい所もなくスムーズに演奏していました。純粋な子どもたちの合奏と歌はやはり純粋で、心に染み込んでくるようです。子どもたちが歌った「しずかなクリスマス」の歌の一節に「百年むかしから 百年みらいまで 千年むかしから 千年みらいまで 遠い空に 星がまたたく しずかなクリスマス」というのがあります。子どもたちの歌声で聴いているとストレートに心に入ってきました。この子たちの未来がどうか明るいものであることを強く願いました。
 
午前中で全てのプログラムが終わり、後援会の方から、いつもお世話になっている先生方と今日のクリスマス発表会を頑張った子どもたちにプレゼントが渡されました。今年のプレゼントは、自分の名前と干支のイラストが入ったお箸です。子どもたちには、保護者の方が手作りした箸ケースに入れてのプレゼントです。この日子どもたちは、ご両親や先生にたくさん褒められたことと思います。みんな同じでなくていいんだなと思いました。その子の個性や意志を受け入れて、練習過程や頑張りを認めてあげることが大切なんだなと感じました。とても気持ちの良いクリスマス発表会になりました。来年はどんな発表会になるのかな。子どもたちよろしく!!