2014.10.04.sat

プレイフェスティバル 2014

秋空の下、子どもたちの元気な声と共にプレイフェスティバルが開催されました。
たくさん練習してきた子どもたちは、やる気に満ち溢れています。
年長さんたちが中心となって、子どもたち自ら競技種目を考えました。
自分たちで作りあげたプレイフェスティバル!いよいよスタートです。

 

―プログラム―
01.オープニング
02.よちゃこい!(0、1、2歳児)
03.わらべうた~きょうだいすずめ~(3、4、5歳児)
04.あきのおさんぽレース(0、1、2歳児)
05.おかしのいえにようこそ(未就園児)
06.おに&くまたいじ(3、4、5歳児)
07.きんたろうきびだんごレース(来賓祖父母)
08.おはなさがし(3、4、5歳児)
09.おにに金棒綱引きレース(小学生)
10.リレー(3、4、5歳児、小学生、大人)
11.親子であなほりほい!(全員)
 
今年は、「ももたろうチーム」と「きんたろうチーム」に分かれて対決です。
(ちなみに昨年は「赤いきつねチーム」と「緑のたぬきチーム」でした。)
 
01.オープニング
両チーム向かい合って、気迫あふれる視線をとばしています。こんなに真剣な子どもの姿を見るのはめったにないです。みんな気合十分!さあ!年長さんの和太鼓の演奏を合図に両チームの応援合戦のはじまりです。
 
「ドンドン、ドコドン!」
「ももたろう、かつぞ!オー!!!」
「ドンドン、ドコドン!」
「きんたろう、まけないぞ!オー!!!」
 
子どもたちの気持ちがぶつかり合って、迫力満点です。目頭があつくなった親御さんが沢山いると思います。子どもたちの真剣な姿は本当に素敵で、感動してしまいました。
お互いの健闘をたたえ合い、次は準備運動を兼ねて「たいようのサンバ」という歌に合わせてダンスをしました。サンバのリズムに合わせ、手を挙げ手を振り元気いっぱいです。
オープニングのしめくくりに、両チームの代表の年長さん1人が棒のぼりならぬ「竹のぼり」をして、くす玉を割りました。身軽に登っていく姿は下級園児の憧れになったことと思います。
 
02.よちゃこい!(0、1、2歳児)
赤いビニールで手作りされたハッピを着て登場してきました。いつもの雰囲気とは違うのでみんな緊張している様子です。緊張しながらも、先生方に手をひかれ、「ソーラン!ソーラン!」の掛け声に合わせてかわいい踊りを見せてくれました。練習の時にはあんなに踊っていたのに、リズムに乗り切れない子たちもいましたが、それをカバーするかのように3~5歳児のお兄さん、お姉さんが周りで一緒に踊ってくれました。
まさに「よさこい」が「よちゃこい」になった可愛らしい踊りでした。
 
03.わらべうた~きょうだいすずめ~(3、4、5歳児)
まず年長さんたちがバンブーダンスのように、竹を2本平行に並べて、両端を先生方が持ち、リズムに合わせて竹の間をジャンプするダンスを披露してくれました。足が挟まらないかと、見てる大人はドキドキしましたが、みんな見事に成功しました。
次はみんな一緒に手を繋いで1つの輪を作り、わらべ歌の「きょうだいすずめ」に合わせて、優しくてほっこりする踊りを見せてくれました。
 
04.あきのおさんぽレース(0、1、2歳児)
ももたろうチーム、きんたろうチームに分かれての競争です。
お父さん、お母さんと一緒にレースに挑みます。
「よーい、スタート!」の合図とともに、手をひかれ、秋のお散歩に出発です。
お散歩の途中に、落ち葉や、栗を3つ拾い、トンネルをくぐり、山に見立てた台を登りゴールします。
大好きなお父さん、お母さんと楽しいお散歩ができたみたいです。
 
05.おかしのいえにようこそ(未就園児)
プレスクールのお友達や「ノア」に遊びに来てくれているお友達、園児の弟&妹ちゃんたちなど、小さなお友達が参加してくれました。
スタートラインで、お菓子を入れる袋をもらい、お菓子の家を目指します。
家に飾られた大好きなお菓子を、袋に入れてゴールします。
お菓子の家には、ボランティアで参加してくれた卒園生の小学生の魔女がいます。とても優しい魔女で、遊びに来てくれたお友達にお菓子をプレゼントしてくれました。
みんな笑顔でゴールしてくれました。
 
06.おに&くまたいじ(3、4、5歳児)
ももたろうチーム、きんたろうチームに分かれてのリレー競争です。
まず、台を登り(年齢で高さが違うのですが、これが結構な高さがあるんです!)ももたろうチームは小学生がふんする鬼を退治して、きんたろうチームはクマを退治し、そして小山を登り、旗を振り、小山を下り次の人にバトンタッチします。
第1レースは、年少さんだけでスタートです。みんな頑張って台を登り、山を登り、次の人にタッチします。あどけなさが残る年少さんの懸命な姿はとても微笑ましいです。
第2レースは、年中&年長さんが登場です。年少さんの時とはうって変って、台もぐんと高くなります。勝負の勝ち負けがわかっているので、みんな真剣そのものです。気迫がみなぎります。
「スタート」の合図と共に、飛出して行きます。台に必死にくらいつき、まるで本物の鬼とクマを退治しにいく勢いで小学生に向い、山を登り、下り、次の人に繋げていきます。弱音をいう子は1人もいませんでした。ギャラリーも盛り上がる接戦したレースになりました。
 
07.きんたろうきびだんごレース(来賓祖父母)
おじいちゃん、おばあちゃんもレースに参加して下さいました。
きびだんごに見立てたお手玉を籠に入れる競技です。籠は、小学が背負っています。
リレー形式で、交代しながら、きびたんごを籠に入れます。
みなさん、楽しんでいただけた様子でした。
 
08.おはなさがし(3、4、5歳児)
ももたろうチーム、きんたろうチームに分かれての競争です。
サイコロを振り、出た目と同じ色のお花を探して制限時間内に籠に入れる競技です。
お花はピンク、水色、白の3色です。
お花(造花の紙のお花)は、父系や先生方の頭についています。
「しろー!」。色の合図と共に、みんなお花を探しに出かけます。
何個もお花を抱えて時間に間に合うように帰ってきます。
頭と体を使ってみんな頑張っていました。
 
09.おにに金棒綱引きレース(小学生)
小学生が自分達で考えた競技で、リレーをした後に、綱引きをするという面白いレースです。
リレーが早く終われば、綱引きも早く始められるので、みんな必死になって走っていました。
今まで園児たちのレースを見ていたので、小学生の迫力はすごいものでした。
今いる園児たちも、お兄さん、お姉さんのように成長していってほしいと思いました。
 
10.リレー(3、4、5歳児、小学生、大人)
第1レースは年少&年中さんです。みんな頑張って走りました。周りのみんなの声援をうけて、真剣に走りました。
第2レースは年長さんです。人数が少ないのもあって、1人2回ずつ走りました。みんな必死に走りました。
あの真剣な顔は忘れられません。
第3レースは小学生&大人です。先生方も走ってくださいました。小学生はいわば現役選手なので、みんなお手のもので走っていきます。さすがです!
現役から退いてしまった大人たちも必死になって走りました。ゆえに、己の記憶と体がついていかず、転倒する大人…。頑張っている姿はかっこよかったです!全力で挑むからこそ盛り上がるんですね。
 
11.親子であなほりほい!(全員)
ももたろうチーム、きんたろうチームに分かれての競争です。家族も全員参加します。
制限時間5分以内に「どれだけ穴を深く掘れるか」競技です。掘っていない人がいると減点になるので、チームの作戦が勝敗を分けたようです。
スコップを手にみなさん必死になって掘っていました。
 
午前中で全ての競技が終わり、お楽しみのお弁当の時間です。家族ごとにシートを広げ、子どもたちの健闘をたたえながらの楽しいお昼ごはんです。お弁当の美味しさも、ひとしをだったことと思います。
 
今年のプレイフェスティバルの結果は…
「ももたろうチーム」の勝利でした。両チームとも頑張りました!!
大人も見て楽しめる、盛り上がったプレイフェスティバルでした!
 
子どもたち全員に後援会のお父さん、お母さんから、「おせんべい」で作ったメダルがプレゼントされました。おせんべいには、「プレイフェスティバル2014」と「園のロゴマーク」と「がんばったね」の文字がプリントされていました。今の時代はおせんべいにもプリントが出来るんですね。驚きです。
 
さらにお楽しみタイムがありました。
なんと園の屋根の上に、「ももたろう」と「きんたろう」が現れました。
屋根の上から、お菓子を投げています。地上の子どもたちは、そのお菓子を必死になって集めています。競技の時以上ではないかと思わせる程です。
 
子どもたちが自ら作りあげたプレイフェスティバルは思い入れも違う様子で、終始盛り上がっていました。
真剣に取り組む姿は美しいものでした。誰一人として、途中で諦める子や投げ出す子はいませんでした。見ているこちら側も楽しませてもらいました。
少人数制ということもあるのか、子どもたちの出番が多いのも楽しみの1つです。
小学生のボランティアのみんなもどうもありがとう。少ない打ち合わせであれだけテキパキと動けるのはすごいと思います。とても助かりました。
 
今から、来年のプレイフェスティバルが待ち遠しいです。
子どもたちはいったいどんな競技を考え、披露してくれるんでしょう。