この日は絵本給食の日でした!

絵本で想像していた食べ物が、
実際に給食で食べられる!
という夢企画。

今回は「おおきなかぶ」

かぶの美味しい季節ですしね^^

にじさんは…

まずはにじさんの給食の時間。

食べる前に先生に「おおきなかぶ」を
読んでもらいました。

読み終わると給食先生が
給食を運んできてくれました。

トレーに並んだゆでたかぶから
自分の好きなかぶを選んで取って、
シチューに投入!
かぶシチューの出来上がり♪

みんな夢中で食べていました。

ちなみに、
「今日のパン、給食室で焼きました〜」
と給食先生。

パンまで焼いちゃうんですか!?
うちの給食室!

「だからかぁ!朝からすごくいい匂いしてたね!」
とにじ担当の先生たち。

給食先生の、食育教室♪

こちら3歳以上児の、
ぴんくちゃん(年少)、
きいろさん(年中)、
むらさきさん(年長)。

コロナ対策として、
ランチルームの人口密度を下げるため、
オリーブさんはランチルーム、
ぺんぎんさんはぺんぎん教室で、
ファミリー(縦割り)で給食をいただいています。

給食先生
「おおきなかぶって、
 どこの国のお話しだか知ってる?」

こども
「ロシア!」

わかる子がいました!
しかもぴんくちゃん!
偶然!?・・・まさか。

給食先生
「そうロシア!
 ロシアのおおきなかぶのかぶは何色?」
(パネルを見せながら歩く)

こどもたち
「わっ。きいろだー!」
「きいろだー!」

次に先生が持っているのは
「日本地図」「各地方のかぶの写真」
「郷土料理の写真」

聖護院(しょうごいん)かぶ
「聖護院かぶは京都のかぶです。
 京都ってどこかというと・・・(地図確認)」

千枚漬け
「ひとつのかぶから1000枚作れるくらい
 薄く切るから千枚漬けっていうんだって」

温海(あつみ)かぶ
「温海かぶは山形のかぶです。赤いねー!」

甘酢漬け
「お漬け物です。お酢に漬けて作ります。」

青首(あおくび)かぶ
「青首かぶは金沢のかぶです」

かぶら寿司
「かぶの間にぶりっていうお魚を挟んで、
 お米(麹)と一緒に漬けます。
 お祝いの時に食べるんだって」

ちなみに庶民は伝統野菜のかぶは高いので、
代わりに大根を使った大根寿司を食べます〜
(筆者金沢出身)

平家かぶ
「平家かぶは宮崎です。
(写真を見せて)どこを食べると思う?」

卵とじ
「葉っぱを食べまーす!」

3〜6歳にこの話題!
大人でも勉強になります。

うちの6歳の息子はきっと右から左だろうな・・・
なんて思っていましたが、
(給食先生、すみません…)
我が家の晩ご飯に(偶然)かぶの漬け物が並び、
それを見た長男が
「いろんなかぶがあるんだよ、日本には」と
同居の祖父祖母に得意げに話していました。

自分なりに落とし込めている!
と驚愕の母でした。

過去には「はらぺこあおむし」の、おにぎり。

「ぐりとぐらとすみれちゃん」の、
かぼちゃコロッケ。

「14ひきのさむいふゆ」の、ふかし饅頭。
(給食ではかりんとう饅頭)」
※2019年度撮影

「おでんおんせん」の、おでん。
※2019年度撮影

「魔女の宅急便」の、ニシンのパイ。
(給食ではサーモンのパイ)

「おひさまパン」の、おひさまパン。
などなど。

(コロナ渦以前のものもあります)

この企画の発案は、一人の給食先生。
栄養士の先生です。

「子どもの頃、
 絵本の中のものが食べられたらいいのにな
 と思ったことってありません?
 ずっとやりたかったんですよね。
 でもなかなか自分の子どもには
 そこまで手が回らなくて…
 仕事でやっちゃおう!ということで始まりました」

昨年度から始まっているこの取り組み。
素敵な企画を実現してくださりありがとうございます!

「後日絵本借りたよ〜!D V D見たよ〜!
 って教えてくれる子が何人かいました。
 おうちでかぼちゃのコロッケを
 作ってもらった子もいたみたい。」
と先生は嬉しそうに話してくださいました。

筆者、絵本の会のメンバーなので、
「今度給食と絵本の会との連動企画も
 できたらいいですねー!」
なんて話が弾みました♪

子どもたち!お楽しみに^^

※絵本の会とは
保護者による絵本の読み聞かせボランティアです