2019.12.14.Sat.

2019クリスマス発表会

クリスマス発表会は八千代市にある
市民会館で行われます。
マイクや照明がある大きな会場です。
大きなステージに立つ機会など、
なかなか無いので、ドキドキしますね!
 

ホールには、後援会のママ達がつくった木の枝の
オブジェが飾られていて、
小さな林のようです。
枝には、パパ・ママが子ども達の為に手作りした
手形と写真の飾り物が下がっていて
とても可愛らしい雰囲気になっていました。
 

オープニングはむらさきさん達(年長児)による
ハンドベルの演奏です。
きちんと整列し
緊張して引き締まった子ども達の表情を見ていると
もっと幼かった頃のあどけない様子が思い出され、
なんだかキュンとする瞬間です。

 
美しいハンドベルの音色に
クリスマス気分が盛り上がります。

 

 

はと組さんの演目『いたずらな天使ちゃん』
0歳1歳の赤ちゃんたちは
ただもう、出てくるだけで可愛いですね!!
 

先生達は
見知らぬ場所で
赤ちゃんたちが怖がらないように
舞台の装置などでケガをしないように
出演前から、細心の注意を払っていました。
そして、本番は・・・・?!

元気いっぱい!笑顔いっぱい!
 

どの子も本当に可愛くて!
会場が温かい笑顔で包まれました。
赤ちゃんたち、ありがとう!!

 

にじ組さん(二歳児)の演目
『聖なる夜はおおさわぎ』
キリストの誕生を小さな子向けの劇にしました。
 

子ども達の元気で可愛いらしい様子と
難しい台詞を覚えて堂々と演じる姿に、
パパ・ママはもちろん、先生方もみんな
笑ったり、涙ぐんだり・・・・
とても盛り上がりました。
 

舞台からパパ・ママを見つけて
思わず『パパ!』と声をかけてしまう様子も
子供らしくて、とても微笑ましかったです。
 

一年前は、やっと歩けたばかりの
まだまだ小さな子供たちだったのに、
子どもの成長は素晴らしいですね。
『あの〇〇ちゃんが、ちゃんと台詞を言ってて、感動しちゃって・・・!!』
子ども達が0・1歳児だった頃の担任の先生は、
思い出してもまた泣きそうな様子で
話してくださいました。
 

舞台袖で、先生方もまた感動していたのですね。

 
 

年長児さんの演目『ページェント』

キリスト誕生を劇にしたものですが
年長児さんともなると、
自分でタイミングを見て動いたり、
長い台詞やソロで歌うパートがあったりなど
難しさがぐっと増します。

台詞の中にも難しい単語が増えていきます。
〝恐れる〟〝栄光〟〝勅令〟〝御子〟〝全能〟
などなど・・・  
練習期間はたったの2週間!
その中で台詞と動きを覚えてゆくのです。

 
練習し始めの頃は、なかなか台詞も入らないし
本当に間に合うのだろうかと、
とても心配になりました。
けれど、最後の数日の追い上げが
素晴らしく、子ども達の能力の高さには
いつも驚かされます!

 
当日も素晴らしい出来でした!
 

担任の先生方は、子ども達を指導する際には
いつも、その子たちが成長するにあたって
乗り超えてほしい
〝課題〟を念頭においているのだそうです。
 

先生の指導の裏には、
それぞれの子の課題に沿った
様々なメッセージが込められています。
 

『本当の〇〇ちゃんを、堂々と表現したら
もっと素敵だよ。』
『もっと、自信をもってごらん。』
『自分の役割にしっかり責任を持つんだよ。』
 

先生方の目標は、劇そのものの
完成度をあげることではなく
劇を作り上げていく過程で
子ども達が自分自身の課題を乗り越えて、
人間的な成長をとげることにあります。
 

後に、担任の先生が
ページェントの写真に写る
子ども達に優しく触れながら、
『ほんとうによく頑張ったね。』
とつぶやく姿を見て
先生の想いの深さが伝わってくるようで
私も思わず泣けてしましました。

 

 

 

『クリスマスマーケットの不思議な夜』
年少児・リトルさんの演目です。
 

クリスマスツリーのてっぺんから
落ちてしまったお星さまを
クリスマスマーケットのみんなで助けるお話です。
 

子ども達の個性に合った
可愛らしい配役で
その子の一番素敵なところが
際立ってみえました。
 

普段から、妖精みたいに
可愛い子ども達。
 

まじめなしっかりさんや
友だち思いの優しい子
 

元気いっぱいの
はつらつとした子。
 

素晴らしい子たちばかりです。
個性豊かなこの子達が
今後、どのように関係しあって
成長してゆくのかが
とても楽しみになりました。
 


動きが多く、立ち位置や、動線など
構成が難しい劇でしたが
一生懸命先生の話を聞いて、
何度も練習している様子が
印象的でした。

本番は見事に大成功!
本当によくがんばったね!!

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

 

 

 

『幸福な王子』
年中さんの演目です。
 

年中さん担当の先生が
このお話を選んだ理由を話してくださいました。
 

吉見光の子では、
世界の子どもの権利を守る
国際NGOプランジャパンなどを通じて
支援を必要としている子ども達の
ために、寄付を募ることがあります。
 

そこで、ただ、お金を渡すだけではなく、
本当の支援とはどういうことか?
子ども達に考えてもらいたい。
という思いから
このお話を選んだのだそうです。
 

練習では、あっという間に
台詞を覚えてしまい
ペラペラ、早口で言ってしまうので、
『もっと、ゆっくり。』
と注意されることもたびたびありました。
 

本番では、
どの子も堂々と演技をして
とても見ごたえのある劇を
見せてくれました。
 

素晴らしかったです!

 

 

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幕が下りて、
年長児さんたちの
合奏の準備をしている間
先生方二人による
出し物がありました。
 

ママやパパ
おじいちゃん、おばあちゃんまでも
一緒に身体を動かしてくださり
とても楽しいひと時となりました。
 

ご協力ありがとうございました!

 
 
 
 

『合奏』
最後の演目は年長児さんたちによる
合奏〝Happy X’mas〟と
合唱〝世界がひとつになるまで〟です。

これで、最後だと思うと
なんとも寂しい気持ちもしてきました。

 

子ども達がお互いの
様子を確認し合いながら
リズムをとっているのが
とても微笑ましく、
子ども同士の絆を感じました。

幼稚園、保育園時代からの友情は
特別だという人もいます。
この子達もまた、
素晴らしい時間を共有して
過ごしてきた仲間なのだな
としみじみ感じました。

最後に・・・
クリスマス発表会終了後
先生方みんなでその日に撮れた写真を
見ていました。
『○○ちゃん、今日はすごくがんばっていたね。』
『○○くん、今までで一番良かった!!』など。

先生方は子ども達のがんばりが
嬉しくてたまりません。

そして、観客席の写真をみて
また、とても嬉しく思いました。
皆様とても幸せそうな表情です。
自分の子供が出ていない時も
温かく応援してくださいました。

 
本当に和やかな良い発表会になりました。

発表会当日まで、健康管理に
どれだけ気をつかってくださったか。
快く舞台の衣装を用意してくださったこと。
なかには、お友達の分まで用意してくださった方も
いらっしゃったと聞きます。
子ども達への手作りプレゼントの壁掛けも
どれもみな、こどもたちへの愛情で溢れています。
お忙しいなか、これだけのことを
準備していただくのは、大変だったと思います。
 

それと、後援会の皆様。
すばらしいアイディアと演出で
クリスマス会を盛り上げてくださいました。
 

保護者の皆様の協力により
今年もまた素晴らしい
クリスマス発表会になりました。
本当にありがとうございました!!
心より感謝申し上げます。