2017.Nov.

作文・絵 --- プレイフェスティバル

 
プレイフェスティバルの後、子ども達が制作した
絵や作文をご紹介します。
 
絵は、ピンクちゃん(年少さん)、きいろさん(年中さん)、むらさきさん(年長さん)が、模造紙を貼り合わせた一枚の大きな紙に、一緒に描きます。
 
どの子も、プレイフェスティバルで一番印象に残った事を、のびのび描いています。
 
大きなお顔を存在感タップリに描いてくれるピンクちゃん達。
黄色さんは力一杯走ったリレーやダンス、竹引き。むらさきさんは、やっぱり太鼓の絵がとても多いですね!
 
次にむらさきさん達の作文です。
どの作文も、プレイフェスティバルにかけた子ども達の思いが込められていて
傑作揃いです!!
作文を書く前に、先生が
『プレイフェスティバルどうだった?』
『その時、どんな気持ちだったのかな?』
など、子どもと一緒にプレイフェスティバルのことを話し合ったそうです。
先生が、上手に子ども達の気持ちを引き出してくださり、どの作文も園児の気持ちがとても良く書けていて驚きます!
 
多くの子が、『小学生になっても、がんばりたい。』と書いているところが、また胸を打たれる所です。
作文を書いたのは秋ですが、この頃からもう小学生になることを、みんな一生懸命考えているのですね。
 
それから、自分のチームだけでなく、相手のチームの頑張りを、褒めているところや、
ボランティアでお手伝いしてくれた、卒園した小学生達の活躍にも目を向けて、自分もそうなりたいと書いた子もいました。
自分だけでなく、他者に対する感謝や思いやりの気持ちを持った、優しい子ども達です。
 
力一杯頑張ることが、とても気持ちが良かった!楽しかった!と書いた子ども達。
そんな気持ちがわかったら、これからどんなことでも挑戦できそうです。
 
太鼓の練習、何度も何度も叱られて、嫌だったけれど、やめたくなかった。
と素直な気持ちを書いた子供もいました。
太鼓の練習は、きいろさんの時にはない厳しさがあったようです。
 
「太鼓の音には、心の有り様が、よく現れるのです。気持ちの弱い子は弱い音になってしまう。」と以前、副園長先生がおっしゃっていました。
どうしても、強い音のでない子供には、強い音が出るまで、先生が付きっ切りで向き合います。
太鼓を通じて、逃げずに自分自身としっかり向き合うこと。自分に自信を持つきっかけになるそうです。
 
こども園では、いつも、子ども達の個性や自主性を、何よりも重んじてくださいます。
特に、きいろさんの時までは、子ども達はのびのびと園生活を送ってきました

時には、子供達のあまりにも自由な行動に、母親としては、
「本当に、これでいいのか?」と心配に思うほどでした。
 
ところが、最終学年になると、下の子のお世話をお手伝いすることもあるし、
むらさきさん達がお手本となるような行動をとらなければ、
クラスがまとまらないこともあります。
『むらさきさん、しっかりしなさい!』と今までになく叱られることもあります。
 
うちの子がむらさきさんで、大丈夫なのか?と不安に思うこともあったのですが
プレイフェスティバルでは、
昨年までは、バラバラと自由だった子ども達が、
全員でしっかり音を合わせ、しかも、これだけの気迫を込めて、太鼓が叩けるまでに成長するのです。
子ども達の姿を見て、『あぁ、なるほど!こういうことだったのだな。』
と改めて、昨年までの自由な子ども達の姿を思い返します。
 
力強い太鼓の音色は、子ども達の、「成長しようとする力」や、「今を懸命に生きる力」。
「自己肯定感」。そういった「子ども達の生命力」そのもののようです。
そして、それは、あの自由で、それぞれの個性を受け入れてもらえた環境で育まれたように感じるのです。
 
プレイフェスティバルという、大きなイベントを成し終えて、子ども達はまた一つ成長の階段を上りました。
過ぎ去った日々を振り返りがちな大人を置いて、
小さな子ども達は、憧れのむらさきさんに!むらさきさんは憧れの小学生に!
子ども達の目はもう、次の未来を見つめています。
 

<全文>プレイフェスティバルの太鼓頑張ったよ。 大きい音を叩くまで すぐできなかったけど 先生に何度も怒られて嫌だったけど やめたくなかった。 それで最後まで頑張って良かった。 先生やみんなが助けてくれたから、最後まで上手にできたよ。

プレイフェスティバル 竹のぼり頑張ったよ。 クジラ組が勝ったけど、さめも頑張ったね。太鼓がかっこよかったですね。 クジラもサメも太鼓が上手だったね。

プレイフエスティバル 君の夢はぼくの夢を歌って 気持ちよかった。小学生になってもばるよ。 最後まで踊れて良かった。

プレイフエスティバル 太鼓やリレー頑張りました。 小学生は、かっこよかったです。 とても頑張り屋さんでした。 お疲れさまでした。

<全文>プレイフエスティバルは太鼓が楽しかったよ。 大きな声で気持ち良かった。なんか心がぽかぽかしてきたよ。 ドキドキしたけど、できた。 楽しくて気持ちよくて、大きな太鼓の音になった。 またやりたいな。

<全文>練習の時、バトン渡すときうまくできて、めっちゃ うれしかった。サメチームは負けたけど、泣かないで 頑張って くやしいけど、クジラが勝って良かったね。

プレイフェスティバルはちからを沢山だしてやりました。 太鼓もがんばりました。 リレーもがんばりました。 何よりも全部ちからを出して いい気持ちになりました。

プレイフェスティバル 台のぼり楽しかった。クジラに勝って嬉しかった。「やったー」と思いました。 小学校に行っても頑張りたいです。