今年も素晴らしい経験の機会を提供してくださった

農家の皆様に、

心より感謝申し上げます。

2019.05.29 Wed.

こども園の向かい側には

吉見の美しい田園風景が広がります。

ゴールデンウイークが明けたころ

毎年行われる田植え。

今年も、地元の農家さんが、子ども達の為に、

田んぼを貸してくださいました。

 

田んぼを貸してくださる、農家さんに
みんなでご挨拶します。
『よろしく お願いします!!』
 

 

 

まずは、農家さんから、田植えの説明があります。
真剣に耳を傾ける子ども達。
 

 

 

 

初めて田植えを体験する子は

恐る恐る田んぼに足を踏み入れます。

ヌルヌルとして、ずっしり重い泥の感触。

沈み込んだらなかなか抜けない、自分の足!!

先生に支えてもらいながら、

一生懸命田植えをしました。

 

 

 

「お米の赤ちゃん、しっかり育ってね。」
 

 

 

 

昨年、田植えを体験している、

年中、年長さんの子供達は、

自分からどんどん田んぼに入って

田植えをしてゆきます。

何と頼もしく見えることか!

みんな、成長したなぁ・・・・!!

 

 

お手伝いをしてくださる、

保護者の方も、毎年いらっしゃいます。

子供達と一緒に、田植えを楽しみます。

子供達を見守る大人達の暖かな眼差し。

吉見の自然と

子供達の明るい歓声に包まれて

和気あいあいと幸せなひと時が過ぎてゆきます。

 

 

 

 

 

 

田植えの楽しみは何と言っても

“どろんこ!”ですよね。

どろにまみれて田植えをしていると、

心も身体も解放されて、子どもも大人も

良い笑顔!!

 

 

 

そして、田んぼの、もう一つの楽しみは

“生き物”です。

農薬をできるだけ使わない田んぼには

多様な生き物達が住んでいます。

生き物が大好きな子は、田植えそっちのけで

生き物に夢中!!

おたまじゃくし、かえる、あめんぼう・・・

上手に捕まえる子もいます。

 

 

田植えを通して、豊かな吉見の自然を

たっぷり堪能することができました。

田んぼを渡る風や土の匂い。

泥の感触や、様々な生き物の息吹・・・・・

子供達全員が、今だからこその 感性で受け止め

自分たちの、美しいふるさとの風景として

心に刻んだことと思います。

 

これから、秋の収穫の日まで

伸びゆく稲の成長を感じながら

毎日登園することができます。

お米の苗は、子ども達と共に

すくすく成長してゆきます。