2018.12.08. Sat.

 クリスマス発表会 2018

吉見光の子モンテッソーリ子どもの家のクリスマス発表会は八千代市市民会館のホールを借りて行われます。
0歳児~5歳児(年長さん)まで、在園の子ども達、全員がステージに上がって、お家の方に歌や劇などを観てもらいます。
3月に卒園する年長さん達とっては、園行事の集大成とも言える発表会です。

年長さん達による
オープニングのハンドベル演奏

0歳・1歳児さん達
きらきら星のお歌とダンス

2歳児さん達による、演奏とダンス

5歳児さん、4歳児さんによるページェント
キリスト誕生の劇

『大きいツリー 小さいツリー』
年少児さん・リトルさん (劇・合奏)

4歳児さん 劇 『青いとり』

年長児 合奏
『Some day at Christmas』

 

 



縦割り教育の光の子では、園行事では、年長の子ども達はいつも、年下の子ども達を引っ張っていく大切な役割があります。
『自分たちがしっかりしないと!』園行事ではいつも、年長児たちは真剣です。

開演前、舞台裏に緊張した様子で並んだ年長さん達。
張り詰めた空気が漂う中、年長児担当の先生が『お口を開けて~』と、満面の笑顔で現れました。
ちょっと不思議そうな顔をした子ども達の口に、先生が一個づつラムネを入れていきます。
『ラムネだあ~♡』子ども達の嬉しそうな笑顔!!
緊張をほぐす、魔法の薬です。
それまで、張りつめていた空気が、ラムネのおかげで一気に楽しい雰囲気に変わりました。
先生を見つめる子ども達の瞳が嬉しさと興奮でキラキラ輝いています。
なんて、素敵な雰囲気づくり!
子ども達と先生の心が一つになって、さぁ開幕です!!


園で一番小さい、はと組さんの子ども達。

可愛いお星さまに変身です。先生にお名前を呼ばれると流れ星になって先生の元に飛んできます。

小さな子にとって、舞台のような特殊な場所を一人で歩いていくことは、とても勇気のいることです。

みんな、とても良く頑張りました!

きらきら星のダンスも、可愛かったね!!

 

 

 

 

 

うん・ぱー うん・ぱー・・・
カスタネットと鈴で上手にリズムを取ります
子ども達の生真面目な表情がなんとも可愛らしいですね。

 

演奏をがんばった後は、
舞台から飛び出してしまいそうなほど、元気一杯なダンスと歌です。
観客席からも温かい微笑みがこぼれます。

 

 


ページェントはキリスト誕生を劇にしたものです。
吉見光の子の創立の年からずっと、クリスマス会では年長さんを中心に演じてきました。
子ども達にとっても、保護者や先生方にとっても、思い入れの深い演目です。

演じる子ども達の為に、年ごとに歌や台詞が少しずつ加えられて、
どの役にも、歌や台詞の見せ場があり、全員が主役のような構成になっています。

『あの子も、この子も!』 『みんな、こんなに成長したんですよ!!!』
子ども達それぞれを、誇らしく思う先生の思いが溢れているように感じます。

こども園創立時から、代々の年長さんを中心に、クリスマス発表会では、必ず演じて年長さんを中心に演じられるページェントは
子ども達にとっても、保護者や先生方にとっても、思い入れのある演目です。

配役

配役は子ども達の立候補で決めます。
立候補者が多数の場合は、まずは子ども同士の話し合いです。

今まで自分を表現できなかった子供が、勇気を出して自分の意志をしっかり伝えることができた時。
あるいは、話しを聞いて、僕はこっちの役でもいいよ。と友達の気持ちを尊重できた時。どちらの瞬間も子供の成長が感じられる感動的な瞬間です。

このように、劇を作り出していく過程の中にこそ、子ども達の成長があります。
子ども達が自ら考え、答えを見つけていけるよう、先生は見守り、問いかけます。
ぶつかり合い、認め合う中で、子ども達同士や先生との絆が深まっていきます。

本番の最中も、子ども達は密かに助け合っています。
舞台中央に出るタイミングや、歌い出し。
誰かがうっかり忘れないように、背中をそっと押しあったり、目配せしあったり、子ども達自身で自然に作りだされたチームワーク。

大人が思うよりもずっと、子ども達は神経を張り巡らせて、劇の成功のために協力しあっているのです。

子ども達の堂々とした台詞回し、歌声は、会場の隅々にまで響きわたり、子ども達の気迫に、大人達はすっかり圧倒されてしまいました。
観客の多くが、感動して涙ぐむほどでした。
次の登園の日には、お母さん達がまだ興奮した状態で、子ども達の歌や演技に感動したことを伝えにきてくださいました。

本当に素晴らしいページェントでした。

 

 

年長さんのページェントの後では、なお小さく可愛らしく見える年少児さんたち。

しっかり大きな声で台詞を言う姿。
お友達と協力して小道具を扱う様子などから、お子様の成長を感じられた親御さんもいらっしゃったのではないでしょうか。

子ども達は舞台の上でも、実に伸び伸びと演技をしていました。

森の可愛い動物になった自分達を、お家の方に見てもらえることが嬉しくてたまらない様子で、可愛らしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

背景の絵を巻物にして、クルクル場面展開する幻想的な演出だった劇『青い鳥』。
年中児さんたちが演じてくれました。

練習中は、厳しく注意されることもありましたが、めげずに、そして明るく練習に取り組む姿が印象的でした。口伝えで台詞を憶え、回を重ねるごとにみるみる上達していく様子が素晴らしかったです。

当日はどの子も完璧な演技!本番に強い光の子の本領を発揮しました!!

お家の方の衣装の御協力や、先生が描いた背景の巻物など、全体的にとても完成された舞台でした。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 


年長児さんの合奏はハンドベルを中心とした、クリスマスらしい演奏でした。
全員の息がぴったり合った素晴らしい演奏でした。

合奏の後は、合唱とダンスです。
元気一杯!!最後の演目を思いっきり楽しむ子ども達!

その様子からも、どれだけこの発表会を頑張ってきたかが伝わってきます。

一生懸命頑張った発表会!みんなで頑張ったからこそこんなに嬉しい気持ちがするんだね!
子ども達の明るいエネルギーが、会場一杯に満ちて私も幸福な気持ちになりました。

子ども達の健やかな成長を、先生方や保護者の皆様方と喜び合えることが本当に嬉しいです。

そしてこのような幸せを運んできてくれた子ども達!!
素晴らしいクリスマス発表会を、ほんとうにどうもありがとう!!