2017.06.13

子ども達の絵・共同作品

 
こども園では、絵や工作、手芸など作る機会が多くあります。
個々に描く絵ばかりでなく、クラスの子ども全員で一枚の大きな絵を完成させることもあります。
子ども達それぞれの個性が融合して、絵の中は賑やかで楽しい世界になります。
 
今回も、とても楽しい作品ができあがったので、ぜひとも皆様にお見せしたく
ブログに挙げさせていただきました。
 
こちらは、3歳、4歳、5歳児の合同作品です。
 
始めに一本の太い道を描きます。
 :
次に4、5歳の子ども達が、別の紙に自転車に乗った人を描いて、
切り取って道路の上に貼り付けます。
そして、3,4,5歳児が、花や木など、思い思いのものを書き加えていきます。
 
自転車に乗った人たちの表情が、本当に様々ですね。
狙ったのか、偶然か?
後ろを振り返ってみているような人もありますし
メガネやお髭を付けているような人もいます。
 
60 や40など数字は、子供の一人が、
「道路だから、制限速度を決めなきゃいけないよ」
と言って書いた速度制限表示だそうです。(笑)
 
『これは、○○に行くときに見える、藤の花だよ!』
と自分の書いた絵を教えてくれた子もいます。
漠然としたお花ではなくて、決まった一つの花を描くなんて、
この藤の花は、その子にとって、特別美しく印象に残っているのですね。
 
子ども達は自分達が生活する町で目にした、興味をもったいろんなものを絵にしています。
そのどれもが、生き生きとして、楽し気な様子であることを、とても嬉しく思います。
 
子ども達の描いた町のように、
美しくて平和で、人々が楽しく暮らせる町、
子ども達が幸せに暮らせる町であるように
私たち大人は努力していかなければ。
と思うのでした。